2019.1.26 栄→瀬戸を基幹バス&高蔵寺→大曽根をゆとりーとライン
半日の小旅行でした。
概要
名古屋近辺において、「瀬戸〜栄を移動する」といえば普通は名鉄だし、「高蔵寺〜大曽根を移動する」といえば普通はJR中央線になる。
だがそこを敢えて別の手段で移動する、というのが今回の旅の内容である。またこれらは名古屋近辺で特徴的な交通システムになっているということもあり乗ってみる、という意味もある。
- 瀬戸〜栄は基幹バスでも移動できる。かなり長いバスレーンを設ける&停留所数を制限することで速達化したバスである。瀬戸市内まで入る便は限られており、特に瀬戸駅前(尾張瀬戸駅)発着系統は朝夕のみ設定されている。
- 高蔵寺〜大曽根はゆとりーとラインでも移動できる。小幡緑地〜大曽根間がガイドウェイバス(バスの走行経路がレールに挟まれており、鉄道のように運行できる)となっており、他の区間は路線バスとなっている。
↓今回の旅の経路。実線が実際に移動した経路、点線は普通なら選ぶであろう経路。
旅行記
栄8:50→瀬戸駅前9:57 <基幹バス(名鉄バス) ¥690>
←まず基幹バス(名鉄バス便)の栄停留所へ。場所は名鉄(電車)の栄町駅からちょっと西。栄の繁華街全体では北寄りの場所になる。
←基幹バスの行き先は様々なのだが、瀬戸駅前行きの本数は限られている。休日の朝は3本だけで、その後は夕方まで瀬戸行きはない。
←栄から瀬戸駅前までは690円。名鉄(電車)だと450円なので結構高い。
←基幹バスはバスレーンが設けられているわけなのだが、引山・尾張旭・瀬戸方面の基幹バスはバスレーンが道路中央にあるという珍しい名古屋の道路を知らないドライバーにとっては初見殺しな路線(もう一つの堀田・笠寺方面の基幹バスのバスレーンは道路の外側です)。路面電車みたいなものだと思うと合点がいく。
←それゆえバス停も道路中央にある(写真は「市役所」停留所)
←途中の「引山」ではバスターミナルに入る
←名古屋市域が切れる少し前にバスレーンがなくなる
←瀬戸駅前到着
←尾張瀬戸駅
瀬戸市内
市内を散策していた。
←年季の入ったアーケード街が
←映画館も…
←当地出身の将棋棋士・藤井聡太七段を応援する掲示が各所で見受けられた
←当地出身の将棋棋士・藤井聡太七段を応援する掲示が各所で見受けられた
←「窯神神社」なる神社があることを知り、こんな神社があるとは瀬戸らしい!ということで行ってみることに。
←江戸時代、瀬戸のやきもの産業に大きく貢献した加藤民吉が祀られている
←奉納額も陶器製
←その後市内を散策しながら瀬戸市駅へ
瀬戸市11:31→高蔵寺11:38 <愛知環状鉄道 ¥280>
←愛知環状鉄道にはICカード乗車券はまだ導入されていない(2か月後に導入)ので切符購入
←車両はJR東海と基本仕様が同じ
←高蔵寺駅北口の地下通路は結構長いのだが、
←これはバスターミナルが広いためである
←駅前の目に見える場所にはスーパーはないのだが、南口を出て右手に少し歩くと大きいAコープがある
高蔵寺12:31→大曽根13:10 <ゆとりーとライン ¥440>
←ゆとりーとラインのバス停は前述の北口バスターミナルではなく、(名古屋市寄りである)南口にある。「ゆとりーとライン」のロゴ入りで案内されている
←ゆとりーとラインのバス停とは別に、名古屋市営バスのバス停もある(似た経路の路線もあるが、停留所は個別に設置されている)
←高蔵寺から大曽根までの運賃は440円。JRの240円に比べてかなり高い。これはガイドウェイバス区間と通常の路線バス区間の運賃を合算することになるという事情もあるし(割引はある)、JRはこのくらいの距離の運賃が他の鉄道やバスに比べてやたらと安いというのもある
←バスが到着
←小幡緑地駅に入る手前。ここで車両をガイドウェイ区間を走行するモードに切り替える
←ガイドウェイ区間を走っていく。奥にはナゴヤドームが見える
←大曽根駅に入っていく
←ゆとりーとライン大曽根駅
大曽根13:27→栄町13:35 <名鉄瀬戸線 ¥230>
栄に自転車で行っていたため、大曽根から何らかの手段で戻る必要があったわけだが、最初に避けた名鉄瀬戸線をここで使うことに。
←名鉄大曽根駅
←電車到着
←名鉄栄町駅