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LDD'12/Summer参加記録

旅行記的なものは上記メニューからご覧下さい。このページは完全にイベント参加記録です。

LDD'12/Summerとは

LDDは「LOCAL Development Day」の略で、北海道のIT系コミュニティを結びつける団体「LOCAL」の主催で、1日かけてIT系勉強会イベントを開くというものである。

今回は、北見市を中心としたIT系勉強会コミュニティ「Ohotech」が中心となり開催された。

公式サイト:LDD'12/Summer in KITAMI

会場到着

12:20ごろに会場到着。

LDD'12/Summerの会場 北見芸術文化ホール←LDD'12/Summerの会場 北見芸術文化ホール

入口の催し物一覧掲示←入口の催し物一覧掲示

部屋の入口の表示←部屋の入口の表示

14:30開始なので早く着きすぎたなーと思って、会場内を一回りしてから外に出てきたら、屋外で@riaf氏を発見、さらに駐車場で@yamaki_panda氏と@kuppi氏を発見。近くの店へ食事へ。

塩やきそばの店に行こうという話になったのだが混雑してたため、別の店で食事。食べ過ぎた。

ざるラーメン

牛丼

北見駅←北見駅

受付開始

名札←名札

開会の挨拶

メイン会場←メイン会場

主催挨拶のあと、北見でIT勉強会を立ち上げた話へ。今回のLDD'12/Summerのテーマ「オホテクが なかまになってほしそうに こっちをみている」は、過去に勉強会を開催してからの経験として「その勉強会がどんなものなのかを知ってもらうということが足りず、長く続かなかったのでは」という考えから、オホテクを知ってもらいたい、という意図とのことであった。

実演ソフトウェア制作

まず最初に、プログラミングに親しんでない方に向けてプログラミングがどんなものなのか知ってもらうことを目的に、プログラムの基本要素「値の保持」「条件分岐」「繰り返し」を例を踏まえて説明。

続いて@tututenさんがC#でライブコーディング。テーマは「Twitterクライアント」。ただし認証の部分が面倒なことから、そこはPythonのライブラリをIronPythonで呼んでいた。1時間くらいで見事完成。

ライブコーディングの間には、@riaf氏の発表や、@onodes氏のOSC2012での肉チャー発表もなされていた。その際にriaf氏が話していた

  • 「後ろで眼鏡かけてるやつ(onodes)が室蘭工大で勉強会やってたのが羨ましくなって北見でも始めた」
  • 「技術系のコミュニティに顔を出し始めてから、色々なことが、すごいスピードで起こった」

というのが印象的だった。やっぱり、何か始めることが大事なんだろうなあ。

休憩

おやつタイム←おやつタイム

Ejectコマンドユーザー会の展示もあった。

Ejectコマンドユーザー会の展示

enchant.jsハンズオン

enchant.jsハンズオン

この時間帯は他に「App Inventor」「技術と遊びの架け橋/学生発表/ミシュランガイド」があって、その3つから選ぶ方式だったのだが、非常に迷った。北見の方々がどんなことをしているのか聞く意味で「技術と遊びの架け橋/学生発表/ミシュランガイド」も行きたかったのだが、最近取り組みたいと思っていたenchant.jsへ。

enchant.jsとは、JavaScriptで書くゲームエンジンで、画像読み込みや表示などゲーム製作の基本的な事柄が、本質的なコードだけ書けば動くようになっている。

今回のハンズオンでは、まず画像を表示させることから始まり、「1フレームごとに行う処理を定義する」「画像などを動かす」「異なるシーンを作って切り替える」といった処理を試していけるようになっていた。

実際に使ってみると、「新規にプロジェクトを作成するにはHTMLファイル1つとJavaScriptファイル2つあればよい」「JavaScript一本で書ける」という手軽さが売りだなと感じられた。ブラウザで動くゲームはもちろん、そうでなくてもゲームのコンセプト版を作るのによさそう。

ライトニングトーク

銅鑼←銅鑼

一人5分の発表。

  • 釧路高専のたけうちさん。11月に釧路で高専カンファレンスがあるとのこと。行きたい。確約は出来ないけど。
  • ふわさん(@pacsolution)。iOSアプリを実機テストする際、自分の端末以外に他の人にも試してもらいたい場合の面倒な点(登録が面倒、iTunesが必要)を「Test Flight」で回避する。
  • さいとうかずよしさん(@kazuyoshi 別名:カレー南の人)の「釧路市公設地方卸売市場を支えるIT技術」。「市場なのでIPv6対応です」という名言(迷言?)が生まれた。そして早々に「釧路で早くから飲める店の紹介」に切り替わる。LTの強者・こいわさんに「ずるいなー今の」と言わしめる。
  • こいわさん(@koiwa)「コンピュータ好きを支える技術」。何故フリーソフトウェアを使うのか?ということについて、「楽だから」という答え。3つの自由(学習する自由[実際に使う前に試す自由]、ソースコードの自由、使う自由[ライセンス管理が不要、テスト環境などを自由に構築できる])によって楽できる。Stallmanいわく「フリーソフトウェアで仕事をするとは、サービスで商売すること」。

宿

今回は、遠方からの参加者向けに宿の確保をしてくれる制度があった。非常に助かりました。@a_halka氏と同室で一泊。

部屋

懇親会

懇親会はオホーツクビールで開催。おいしいビールをいただきました。

私が最初座ったところには釧路高専からの参加メンバーが多く、釧路高専の中の話とかで盛り上がった。

あと、「RubyをWindowsで使っている人がいる」と@snoozer05氏から呼ばれて話してたりとか。

オホーツクビール

ビール

食事

食事

2次会は宿の近くのバー。

2次会←2次会

おわりに

上にも書いたのだが、北見では過去に勉強会コミュニティが立ち上がりながらも一旦消えてしまったということがあった。その後改めて立ち上がったコミュニティが頑張っているということから、参加することにした、というのが動機だった。

で実際に参加してみると、すでに顔を合わせていた方々が頑張っていた姿を見られたことに加え、協力参加の北見工業大学情報処理技術研究会の方々が多数来ていたり、地元の方々が多数来訪しているのを見て、「北見実はすごいなあ」と感じ、私も様々なことに対する意欲を新たにして帰ることになりました。

運営の皆様本当にお疲れ様でした。